わたしのまいにち
どうすれば良かったのだろうか。
私は学校を休むしか出来なかった。
休めない時は遅刻して行ったりも多かったのだが…。
その日、母に殴られたり蹴られたりした。
床に蹲る私を泣いて怒りながら蹴った。
「なんで!!私の育て方が悪かったの!?なんでお母さんを困らせるの!!」
私も大泣きしていた。
心も身体も痛かった。
「ごめんなさい、ごめんなさい」
そうひたすらに謝った。


その日のことはあまり覚えていないが、とにかく酷かったことだけを覚えている。
理解してもらえない、信じて貰えない…。
学校に行かなきゃ行けない、それは分かっていた。しかし、私は頑張れなかった。
夏休み明け、私は本格的に不登校になった。
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