Endless movie
「いいんですか!?ありがとうございます。」


先生は嬉しそうな表情をしながら
お礼を言った。


「では返事待ってます。
……あっ入部届渡し忘れてた。
入るならここに書いてきてください。」

「分かりました。」


返事するなり、私はすぐに映画館から出た。


今のところ、あの人が先生である可能性は五分五分だ。

先生でなかった場合を考えたら、
気味が悪くて仕方がない。

たびたび後ろを振り返りながら私は自宅へ帰った。





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