ことほぎのきみへ
☆
『幸せになるのに誰かの許可なんて必要ないよ』
昔、そう言ってくれた人がいた
『自分が本当に心からそうしたいって思うならいいんだ』
『だけど、しなくちゃいけないとか
するべきだって義務のように思って
縛られて生きているならそれは違うよ』
『誰かのために動くこと
人のために何かをすることに幸せを見出だす人はいる
でも、君は違う』
『きみの『それ』は
他人に自分の存在価値をつけてもらうため
罪悪感や負い目からのものだ』
『…そんなもの必要ないし
そもそも罪悪感や負い目なんて感じなくていいんだよ』
『君はもう少し楽に生きる事を覚えなきゃね』
その時の言葉を
頭にのせられた手のあたたかさを
あの優しい笑顔を
今でもふとした瞬間思い出す
その度に思う
あの時間をもう一度、と
昔、そう言ってくれた人がいた
『自分が本当に心からそうしたいって思うならいいんだ』
『だけど、しなくちゃいけないとか
するべきだって義務のように思って
縛られて生きているならそれは違うよ』
『誰かのために動くこと
人のために何かをすることに幸せを見出だす人はいる
でも、君は違う』
『きみの『それ』は
他人に自分の存在価値をつけてもらうため
罪悪感や負い目からのものだ』
『…そんなもの必要ないし
そもそも罪悪感や負い目なんて感じなくていいんだよ』
『君はもう少し楽に生きる事を覚えなきゃね』
その時の言葉を
頭にのせられた手のあたたかさを
あの優しい笑顔を
今でもふとした瞬間思い出す
その度に思う
あの時間をもう一度、と