ことほぎのきみへ
困り果ててる私を見兼ねて
助け舟を出してくれたのはゆまちゃん
柔らかく笑いながら私を見る
……ゆまちゃんは、私がひさとさんの事で
色々悩んでるのを知ってるから
ゆうりにも亜季にも話してはいたけど
一番、私の葛藤を知ってるのはゆまちゃんだから
「……うん。楽しかった。
……………この人がすごく好きだって改めて思った」
「…そっか」
「うんうん」
「うん。…分かる」
素直に答えれば
返って来るのは優しい眼差しと共感
「…いろはの恋もうまくいって欲しい」
「ありがとう、ゆうり」
「あ~……なんかこういう話してたら
まなぶ君に会いたくなってきたー……」
「そういえば、亜季ちゃんは
まなぶ先輩と文化祭デートどうだったの?」
「そう!聞いて!すっごく幸せだったの~っ」
ゆまちゃんの問いかけに
亜季は伏せてた顔をばっとあげて
本当に幸せそうに笑いながら
まなぶ先輩との文化祭デートの話を
永遠とし続けて
時折、ゆまちゃんと一樹の文化祭での話とか
悟先輩とゆうりのあの後の詳しい話とか
みんなの
甘酸っぱかったり、初々しかったり
微笑ましくなるような
そういう幸せな話をたくさん聞いて
……私も
今すぐひさとさんに会いに行きたくなった
助け舟を出してくれたのはゆまちゃん
柔らかく笑いながら私を見る
……ゆまちゃんは、私がひさとさんの事で
色々悩んでるのを知ってるから
ゆうりにも亜季にも話してはいたけど
一番、私の葛藤を知ってるのはゆまちゃんだから
「……うん。楽しかった。
……………この人がすごく好きだって改めて思った」
「…そっか」
「うんうん」
「うん。…分かる」
素直に答えれば
返って来るのは優しい眼差しと共感
「…いろはの恋もうまくいって欲しい」
「ありがとう、ゆうり」
「あ~……なんかこういう話してたら
まなぶ君に会いたくなってきたー……」
「そういえば、亜季ちゃんは
まなぶ先輩と文化祭デートどうだったの?」
「そう!聞いて!すっごく幸せだったの~っ」
ゆまちゃんの問いかけに
亜季は伏せてた顔をばっとあげて
本当に幸せそうに笑いながら
まなぶ先輩との文化祭デートの話を
永遠とし続けて
時折、ゆまちゃんと一樹の文化祭での話とか
悟先輩とゆうりのあの後の詳しい話とか
みんなの
甘酸っぱかったり、初々しかったり
微笑ましくなるような
そういう幸せな話をたくさん聞いて
……私も
今すぐひさとさんに会いに行きたくなった