～ビジョン～

悪友との再開

｢ふぁ…｣
少年は欠伸を齎す
｢やばい…遅刻だっ｣

この男…ラルク・ジストはいつもの通学路をつまらそうな顔で欠伸を繰り返しながら歩いてく…
「ん????もしかしてもしかすると、ラルクか??…ラルクなのか！！｣
｢！！！｣
はっ！と驚いた顔で後ろを見る。なにやら見覚えのある顔のようだ…
｢バク…バク！？、お前…なんで、ここに？｣
珍しそうな顔でバクという少年をみる
｢はっ！なんだその腐りかけた顔は？
転入か？転校か？
どっちでもいいさ…まぁ、そうゆうこった よろしくな
ラルク！｣
ひたしげに話しをかけて行くバクにどうようして言葉がでない｣
｢あ、あ、あぁ…｣
｢驚いたか?｣
バクは嘲笑いを齎す
｢驚くにきまってるだろ！？
どうしてだ？
どうしてレイ達と一緒にいたお前がここにいるんだ？｣
｢どうもこうもない。
あっちの生活が詰まらなくなった…ただそれだけだ｣
バクは質問にあっさり答える
｢違う！レイ達はどうしたんだよ？｣
バクは笑って見せた
｢ああもしかして…あいつのことか？｣
｢え？……｣
ラルクは冷汗がでると遠くから鮮やかな青髪の少年が歩いてる
｢レイ？まさかレイ！｣
レイというのはバク同様、ラルクの昔からの親友だったらしい
赤髪の少女も一緒だレイが答える
｢ラルク、久しぶりだね 君のことが心配で来ちゃったんだよね｣
レイは笑いながら答える
｢はっ…相変わらずウザイぐらいのラブラブカップルだな クハハ！でもユリの性格ならラルクをえらびそうだが？｣
レイと一緒ににいたユリ・ランに指を指す
｢うっさいなぁ…
馬鹿バク！｣
恥ずかしそうな顔でバクにバックを投げ付ける
｢ぬおっ…やっなたなっ｣
レイが止める
｢こら二人とも喧嘩は良くないから！
ユリもね？｣
｢なにやら差別がはじまってるきがするんだけど！｣
バクが文句を垂れる
｢差別なんて…
そんな…ハハハ｣
目線をかえてレイが笑う
言葉を失いつつあったラルクが呟いた
｢ユリまでいたのか…｣

｢久しぶり♪
ラルクっ｣
｢ああ、てゆうかびっくりしたよ…まさか転校してくるとは思わなかったからなぁ、まさかとは思うけどさ、エディッツ達まで？｣ラルクがそう質問するとバクが答える
｢どうだな?♪｣

｢なんだそりゃ…
あいつらがきたら一気にうるさいよな
きっと…｣
ラルクは校門で呟く