私のかみさま
「…」
…
……榊、褒めてくれるかな
……
……
……
………………。
………ちょっと待って…
私、今……何を……
ぴたりと立ち止まって、頭を押さえる
……褒めてくれるかな?
…………榊に、褒めてもらいたいの?
「……」
自分のために始めたことなのに
誰かに褒めてもらいたいなんて
しかも、その相手に榊を思い浮かべるなんて……
無意識にそう思ったことが
……ものすごく恥ずかしい
「……っ」
道端に立ち止まったまま、ひとり赤面する
…………どうしてだろう
ふとした時に
あのひとの姿を思い浮かべてしまうのは
…………分からないけど
その瞬間はとても、あったかい気持ちになる
「……」
私はしばらくそのまま、顔の熱が引くまで
遠くに見えるあの山に
そこにいるであろうあのひとに思いを馳せた
…
……榊、褒めてくれるかな
……
……
……
………………。
………ちょっと待って…
私、今……何を……
ぴたりと立ち止まって、頭を押さえる
……褒めてくれるかな?
…………榊に、褒めてもらいたいの?
「……」
自分のために始めたことなのに
誰かに褒めてもらいたいなんて
しかも、その相手に榊を思い浮かべるなんて……
無意識にそう思ったことが
……ものすごく恥ずかしい
「……っ」
道端に立ち止まったまま、ひとり赤面する
…………どうしてだろう
ふとした時に
あのひとの姿を思い浮かべてしまうのは
…………分からないけど
その瞬間はとても、あったかい気持ちになる
「……」
私はしばらくそのまま、顔の熱が引くまで
遠くに見えるあの山に
そこにいるであろうあのひとに思いを馳せた