卒業写真 ~思い出の一枚~
「夏苗ちゃ~ん。」
「桜、玲奈。
学校が離れても、変わらず遊ぼうね!」
「桜先輩、卒業おめでとうございます!」
クラスメイト、後輩…………
それに大好きな二人と別れを惜しんで。
いよいよ学校を後にする時間がきた。
「ごめんね!
最後にどうしても、行かないといけない場所があるの。」
二人に断りを言うと
「先生に、やっと告白する気になった?!」
「桜、頑張れ!!」って。
違うのに……………。
説明する時間もないから
曖昧に笑って、図書室に急いだ。
一番奥の特等席につくと
『卒業おめでとう。』と書かれたメモと
小さな花束が置いてあり
いつものノートには
『ホワイトデーの3月14日。
町立図書館に15時に来て下さい。
その時に
鉛筆の下に書いてあったメモの話がしたいです。』と
先生らしい綺麗な文字で書かれていた。
…………………やっぱり先生
私だと気づいてるんだよね?
花束を受け取り
『ありがとうございます』とだけメモを残して
その場を離れた。
「桜、玲奈。
学校が離れても、変わらず遊ぼうね!」
「桜先輩、卒業おめでとうございます!」
クラスメイト、後輩…………
それに大好きな二人と別れを惜しんで。
いよいよ学校を後にする時間がきた。
「ごめんね!
最後にどうしても、行かないといけない場所があるの。」
二人に断りを言うと
「先生に、やっと告白する気になった?!」
「桜、頑張れ!!」って。
違うのに……………。
説明する時間もないから
曖昧に笑って、図書室に急いだ。
一番奥の特等席につくと
『卒業おめでとう。』と書かれたメモと
小さな花束が置いてあり
いつものノートには
『ホワイトデーの3月14日。
町立図書館に15時に来て下さい。
その時に
鉛筆の下に書いてあったメモの話がしたいです。』と
先生らしい綺麗な文字で書かれていた。
…………………やっぱり先生
私だと気づいてるんだよね?
花束を受け取り
『ありがとうございます』とだけメモを残して
その場を離れた。