【極上旦那様シリーズ】今すぐお前が欲しい~俺様御曹司と甘く危険な政略結婚~
着いたのは、麻布の一等地にある三十五階建てのタワーマンション。
「ここが……独身寮ですか?」
場所が意外すぎて、大谷先輩に思わず確認してしまった。
「相部屋になるけど、家具はついてるし、セキュリティーもしっかりしているから安心だよ。コンシェルジュに名前を言えば、部屋に案内してくれるからね」
「……そうなんですね」と彼の説明に相槌を打つも、なにかがおかしいと首を捻る私。
「送って頂いてありがとうございました」
先輩にお礼を言うと、車を降りて、マンションのエントランスに向かう。
中に入れば、高い天井にはシャンデリアが輝いていてた。床は大理石だし、ロビーも豪華な雰囲気。
戸惑いながらフロントにいるコンシェルジュに名前を告げれば、すでに話が通っていたのか、部屋まで案内された。
そこは最上階で部屋のドアはひとつしかない。
「こちらになります」
コンシェルジュがエレベーターを降りてすぐ前にあるドアの鍵を開ける。
本当にここが寮なの?
半信半疑で部屋の中に入り、電気のスイッチを探して灯りをつける。
先輩は相部屋と言っていたけど、玄関には靴が一足も置いてなかった。
「まだ誰も帰宅してないのかしら?」
「ここが……独身寮ですか?」
場所が意外すぎて、大谷先輩に思わず確認してしまった。
「相部屋になるけど、家具はついてるし、セキュリティーもしっかりしているから安心だよ。コンシェルジュに名前を言えば、部屋に案内してくれるからね」
「……そうなんですね」と彼の説明に相槌を打つも、なにかがおかしいと首を捻る私。
「送って頂いてありがとうございました」
先輩にお礼を言うと、車を降りて、マンションのエントランスに向かう。
中に入れば、高い天井にはシャンデリアが輝いていてた。床は大理石だし、ロビーも豪華な雰囲気。
戸惑いながらフロントにいるコンシェルジュに名前を告げれば、すでに話が通っていたのか、部屋まで案内された。
そこは最上階で部屋のドアはひとつしかない。
「こちらになります」
コンシェルジュがエレベーターを降りてすぐ前にあるドアの鍵を開ける。
本当にここが寮なの?
半信半疑で部屋の中に入り、電気のスイッチを探して灯りをつける。
先輩は相部屋と言っていたけど、玄関には靴が一足も置いてなかった。
「まだ誰も帰宅してないのかしら?」