双子と双子
その教室には
見覚えのある顔…
『え…なんでいんの!?』
『えっ、なんだよ急に!!』
『だから、今屋上にいたのに、次サボるってゆってたのに、なんでいるの?!』
そう、
そこにいたのは
さっきのおにぎり少年だった
『…美紀ちゃん、俺、なんのことだか…』
『もう忘れちゃったの!?』
『忘れたも何も、俺じゃな……………あ!!』
『なに??』
龍は、私に向かって笑った
そして言ったのが…
『美紀ちゃん、それ、俺じゃないよ』
『だって、同じ顔だったもん!!』
『それ多分、陵』
『リョウ??』