わたしたちのLOVE ROAD〜幼馴染と幸せになる方法〜
◇
お盆休み…
慎吾とほとんど過ごした俺。
「お前、その陰気面やめろよ。」
ぼーっと慎吾のマンションで寝転んでバラエティ番組見てたら、慎吾にケツをけりあげられた。
「うるせーよ。どうせ俺は根性なしだよ。」
美湖が昔、上村先輩と付き合ってたのはわかってたことなのに…
今更、それがひっかかって美湖に話せなくなるとか…
けど、それくらいいけ好かないやつだったし、今も大概ムカつく。
それでも美湖のことは好きでたまんないし…
いつも、会社で見かけるたびにドキドキするし…
だからなおさら…
上村先輩に笑いかけてると思っただけで、ムカついて…話せなくなる。
「お前のそのプライドもどうなのかね…全部お前のプライドのせいじゃねえの?花村とうまくいかないのって。」
「プライドなんてねぇよ。」
起き上がって慎吾に向かい合って座った。
「プライドだろうがよ。昔の男が許せねんだろ?そいつに抱かれてたことが。小さい男だなって。」
「……」
何も言えねぇ俺。
「そのくせ、好きで忘れられねぇとか…男として終わってんな。お前。」
「おまっ…」
慎吾にあまりにも包み隠さずストレートに言われて、俺のプライドはズタボロになる。
「それ、ひどすぎんだろ。親友としてもっと…」
お盆休み…
慎吾とほとんど過ごした俺。
「お前、その陰気面やめろよ。」
ぼーっと慎吾のマンションで寝転んでバラエティ番組見てたら、慎吾にケツをけりあげられた。
「うるせーよ。どうせ俺は根性なしだよ。」
美湖が昔、上村先輩と付き合ってたのはわかってたことなのに…
今更、それがひっかかって美湖に話せなくなるとか…
けど、それくらいいけ好かないやつだったし、今も大概ムカつく。
それでも美湖のことは好きでたまんないし…
いつも、会社で見かけるたびにドキドキするし…
だからなおさら…
上村先輩に笑いかけてると思っただけで、ムカついて…話せなくなる。
「お前のそのプライドもどうなのかね…全部お前のプライドのせいじゃねえの?花村とうまくいかないのって。」
「プライドなんてねぇよ。」
起き上がって慎吾に向かい合って座った。
「プライドだろうがよ。昔の男が許せねんだろ?そいつに抱かれてたことが。小さい男だなって。」
「……」
何も言えねぇ俺。
「そのくせ、好きで忘れられねぇとか…男として終わってんな。お前。」
「おまっ…」
慎吾にあまりにも包み隠さずストレートに言われて、俺のプライドはズタボロになる。
「それ、ひどすぎんだろ。親友としてもっと…」