わたしたちのLOVE ROAD〜幼馴染と幸せになる方法〜


お盆の最終日、俺はひとり日用品の買い物に来ていた。

ホームセンターのレジに並んでいると、なんとなく見たことのある店員がレジを打ち込んでいる。
名札を見ると『神林』。

「おっ!お前、神林じゃねーか?」

思わず声をかけてしまった。

「えっ?わっ!水嶋悠!」

「こんなとこで働いてんのか?」

「う、うん。」

なんとなく歯切れが悪い気がする。

「ま、がんばれよ。じゃな。」

軽く手を上げレジを後にした。


変なヤツ…


そういえば…あいつ…高3なる前に野球部やめたよな…?
そのあと、どうしてたんだっけ?

ま、いっか…。
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