わたしたちのLOVE ROAD〜幼馴染と幸せになる方法〜
幼馴染…

そう…わたしたち2人は小さい頃からお互いをよく知ってる家も隣の幼馴染だった。

一緒にお風呂も入ったり、一緒のお布団で寝たりもしょっちゅうしていたような…仲良しの悠と美湖。だった。


突然高校のときに悠がわたしを無視するまでは…


いいの?ふつうで?
高校の時あんなにわたしを拒否したのに…?



けれど、悠の背中があまりにも、昔とおんなじままで、懐かしすぎて…

気づいたらわたしは昔みたいに返事してた。

「うん。(はる)。」

昔もよくおんぶしてくれた。
わたしがよく転んで怪我したりばっかしてたから…。

「あ…」

「なに?どうかした?」

悠がちょっと立ち止まった。

「上着…置いたままだ。」

「え?じゃあ。取りに行く?
ってか、やっぱり戻った方がいいんじゃ?」
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