わたしたちのLOVE ROAD〜幼馴染と幸せになる方法〜
ここは兄との新居だ。
1週間前に分譲マンションに引っ越したらしい。
兄との結婚を2か月後に控えていた。
「みちるさんほんとにありがとう。何とお礼を言ったらいいか…。」
「いいの。女性にとって男性からストーカーされるってことは並大抵の精神じゃ無理だもの。いつでも頼ってくれていいのよ。」
新居はまだ段ボールの荷物が散乱している。
けれど、今から新しい生活って感じがして活気が感じられた。
みちるさんも活き活きしていて綺麗だ。
「みちるさん。なぜ兄と結婚しようと思ったんですか?」
2人で夕ご飯を食べながら聞いてみるわたし。
みちるさんは手際がよくて、今日は麻婆豆腐の用意がされており、さっさと作ってくれた。
わたしは副菜のきゅうりと長いものサラダを作った。
「うーん。それは、わたしが涼介が好きだったからかなぁ?」
「え?」
「知らないでしょ?最初に猛アピールしたのわたしなの。」
うそ!こんなきれいな人がお兄ちゃんに猛アピールって…。
まぁお兄ちゃんもいつもモテてたほうではあるけど…。
「涼介ってまぁ社内でもモテてたし、わたしもまぁそれなりにモテるほうではあったんだけどね。友達は好きになってもらった方が幸せになるわよって言ったけど、わたしは涼介が好きなんだから、涼介がよかったの。
だって、好きなものはどうしようもないもの。だから、涼介が好きな料理もがんばって覚えたし、毎日涼介に好かれるにはどうしたらいいかって考えて過ごしてたのよ。」
あまりに意外な言葉にびっくりした。
「それで、やっとつきあえたときには飛び上がったわね。それで、つきあっていくうちにやっぱりもっと大好きになっていって。自然な流れなのかなぁって思う。結婚は。」
すごいなって思った。人を好きになって、その人のために努力する…。
わたしは悠のためにこんなに努力できてるんだろうか?
1週間前に分譲マンションに引っ越したらしい。
兄との結婚を2か月後に控えていた。
「みちるさんほんとにありがとう。何とお礼を言ったらいいか…。」
「いいの。女性にとって男性からストーカーされるってことは並大抵の精神じゃ無理だもの。いつでも頼ってくれていいのよ。」
新居はまだ段ボールの荷物が散乱している。
けれど、今から新しい生活って感じがして活気が感じられた。
みちるさんも活き活きしていて綺麗だ。
「みちるさん。なぜ兄と結婚しようと思ったんですか?」
2人で夕ご飯を食べながら聞いてみるわたし。
みちるさんは手際がよくて、今日は麻婆豆腐の用意がされており、さっさと作ってくれた。
わたしは副菜のきゅうりと長いものサラダを作った。
「うーん。それは、わたしが涼介が好きだったからかなぁ?」
「え?」
「知らないでしょ?最初に猛アピールしたのわたしなの。」
うそ!こんなきれいな人がお兄ちゃんに猛アピールって…。
まぁお兄ちゃんもいつもモテてたほうではあるけど…。
「涼介ってまぁ社内でもモテてたし、わたしもまぁそれなりにモテるほうではあったんだけどね。友達は好きになってもらった方が幸せになるわよって言ったけど、わたしは涼介が好きなんだから、涼介がよかったの。
だって、好きなものはどうしようもないもの。だから、涼介が好きな料理もがんばって覚えたし、毎日涼介に好かれるにはどうしたらいいかって考えて過ごしてたのよ。」
あまりに意外な言葉にびっくりした。
「それで、やっとつきあえたときには飛び上がったわね。それで、つきあっていくうちにやっぱりもっと大好きになっていって。自然な流れなのかなぁって思う。結婚は。」
すごいなって思った。人を好きになって、その人のために努力する…。
わたしは悠のためにこんなに努力できてるんだろうか?