わたしたちのLOVE ROAD〜幼馴染と幸せになる方法〜
とりあえず、美湖が運転する車で帰途についた。

美湖が来ると言ってたので、朝は学生たちとスクールバスで来たのだ。

「楽しそうだね。悠。」

「え?わかるか?」

美湖は運転しながら笑ってる。

「楽しいね。野球。」

「そうだな。楽しい…な。」

「明日OFFでしょ?」

「うん。」

「わたしも休みとったの。どっか…行こ。」

久々の2人そろっての休み…
思わず顔がほころぶ。


そして次の日。
俺たちはのんびり公園に行った。

結局こうなる。
休みだからって、2人ともどこに行きたいなんてない。
ただ、ゆっくり2人で…過ごしたいだけ。


久々の美湖とのキャッチボール。

「悠球おそくなってるよ。」

「え?まじで?」

「学生のコーチングばっかしてるからあたりまえか?」

「だけど、球遅いのは困る。練習するからこれから毎日つきあえ。」

「え?まじで?」

こんな会話しながらやっぱりキャッチボールしてしまう俺たち。

そして最後に笑いあって、キスした。


最高に幸せだった。


これが俺たちの愛のかたち。
誰にも邪魔させない。俺たちの…最高!!

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