わたしたちのLOVE ROAD〜幼馴染と幸せになる方法〜
わたしたちの働くこの会社は『マルシンフーズ株式会社』。
食品の総合商社だ。
わたし、花村美湖は国内マーケティング部1課の営業補佐をしている。
この4月から大卒4年目ににさしかかった25歳。
補佐といっても、やってるのは営業の事務処理だ。
そしてさきほどわたしをドキドキさせていた男は、国内マーケティング部1課の同期の営業 水嶋悠。
ハッとさせられるほど整った二重の目にすっと通った鼻筋。
大学まで鍛え上げた筋肉が適度についた長身で均整のとれた身体。
前髪が少しだけ目にかかっていて色気のある表情。
この顔で何人の女子を泣かせてきたんだろう?
しかも国内マーケティング部ホープで仕事もできるとなれば、女子がほっとくわけない。
チラリと見ると営業バッグを持って立ち上がったところだ。
今から営業に出るんだろう。
「あ、水嶋さーん。待ってくださーい!」
入社2年目の新人、加賀よしのがあわてて営業バッグを持ち、ついて行く。
食品の総合商社だ。
わたし、花村美湖は国内マーケティング部1課の営業補佐をしている。
この4月から大卒4年目ににさしかかった25歳。
補佐といっても、やってるのは営業の事務処理だ。
そしてさきほどわたしをドキドキさせていた男は、国内マーケティング部1課の同期の営業 水嶋悠。
ハッとさせられるほど整った二重の目にすっと通った鼻筋。
大学まで鍛え上げた筋肉が適度についた長身で均整のとれた身体。
前髪が少しだけ目にかかっていて色気のある表情。
この顔で何人の女子を泣かせてきたんだろう?
しかも国内マーケティング部ホープで仕事もできるとなれば、女子がほっとくわけない。
チラリと見ると営業バッグを持って立ち上がったところだ。
今から営業に出るんだろう。
「あ、水嶋さーん。待ってくださーい!」
入社2年目の新人、加賀よしのがあわてて営業バッグを持ち、ついて行く。