わたしたちのLOVE ROAD〜幼馴染と幸せになる方法〜
「美湖!今度はおれたちの番だぞ。」

「うん。」

琉と柊がキャッチボールをする横で、悠とわたしもキャッチボールをする。

「今日は何する?」

「もうキャッチボールやってる。」

「どこも行かなくていいのかよ。」

「家族で公園。」

「やっぱり?」

そしてわたしたちは笑った。

琉と柊はもう十分キャッチボールに満足したみたいで、すべり台の方に駆けて行く。

わたしたちはベンチに座って澄み渡った青空を眺めた。


「美湖、愛してる。」

「どうしたの?今日は。」

「うーん。青空が綺麗だし。口がサービスしちゃったかも?」

「じゃあ。わたしもサービス。」

そして、チュッと悠のほっぺにキスをした。

「あっ!今ちゅーしたぁ~!」

すべり台から戻ってきて悠のひざを取り合いっこしている子どもたち。

照れながら2人を一生懸命ひざに乗せようとしてる悠。

そして…3人を見てるわたし。



わたしたちの幸せはこうやって…続いていく。

澄み渡った青空みたいにどこまでもどこまでも続く幸せ。


このままずっと…一緒にいようね…
悠。


澄み渡った青空の彼方を…悠と2人で見上げた。

「愛してる…」



~Fin~

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