わたしたちのLOVE ROAD〜幼馴染と幸せになる方法〜
そのまま2回戦も勝利し、3回戦の前の日の夜、美湖と一緒にマネージャーをしている美湖とは友達の神林千奈が俺のところに夜食を持ってきて、衝撃的発言をしたのだ。
「水嶋くん。言いにくいんだけどね。美湖が、甲子園に来て水嶋くんが遠くなっちゃって、もう耐えられないって。」
は?
そして、俺に1枚の写真を見せた。
「上村先輩は美湖に告られたとか言ってるけど、ほんとのところは上村先輩から告ったらしいんだけど、上村先輩と付き合うことにしたって。」
その写真を見て俺は…
「この写真はね。昨日わたしがたまたま夜食をみんなに配ってる時に見かけて撮ったものなの。
これを見せて美湖に追求したら、今の話をわたしにしてくれて…」
神林は気の毒そうに言った。
「たぶん…そのうち美湖も水嶋くんに言うとは思うけど…」
なんだよそれ…
あれだけ、俺が甲子園行くのを応援してくれてたんじゃないのかよ…。
俺は、美湖が縫い付けてくれた背番号『1』を見て、そして、ユニフォームをバサリと放り投げた。
その写真は…
美湖と上村先輩がハグしている写真だった。
結局、3回戦はボロボロになってしまった俺は、『何があった?』
と書かれてしまったけど、原因は明らかで…
その後、美湖と上村先輩が一緒に帰ったり、
「この間、キスしてさぁ。」
とか先輩同士で話してたりするのをおぞましい気分で聞きながら、俺はひたすら野球に精神を集中した。
美湖が上村先輩と付き合い出してから俺の女関係はひどくなり、美湖以外ならなんでもよかった俺は適当に女と付き合いまくった。
だって、甲子園で活躍した俺のまわりにはほおっておいても女が群がったから…。
◇◇◇
「水嶋くん。言いにくいんだけどね。美湖が、甲子園に来て水嶋くんが遠くなっちゃって、もう耐えられないって。」
は?
そして、俺に1枚の写真を見せた。
「上村先輩は美湖に告られたとか言ってるけど、ほんとのところは上村先輩から告ったらしいんだけど、上村先輩と付き合うことにしたって。」
その写真を見て俺は…
「この写真はね。昨日わたしがたまたま夜食をみんなに配ってる時に見かけて撮ったものなの。
これを見せて美湖に追求したら、今の話をわたしにしてくれて…」
神林は気の毒そうに言った。
「たぶん…そのうち美湖も水嶋くんに言うとは思うけど…」
なんだよそれ…
あれだけ、俺が甲子園行くのを応援してくれてたんじゃないのかよ…。
俺は、美湖が縫い付けてくれた背番号『1』を見て、そして、ユニフォームをバサリと放り投げた。
その写真は…
美湖と上村先輩がハグしている写真だった。
結局、3回戦はボロボロになってしまった俺は、『何があった?』
と書かれてしまったけど、原因は明らかで…
その後、美湖と上村先輩が一緒に帰ったり、
「この間、キスしてさぁ。」
とか先輩同士で話してたりするのをおぞましい気分で聞きながら、俺はひたすら野球に精神を集中した。
美湖が上村先輩と付き合い出してから俺の女関係はひどくなり、美湖以外ならなんでもよかった俺は適当に女と付き合いまくった。
だって、甲子園で活躍した俺のまわりにはほおっておいても女が群がったから…。
◇◇◇