わたしたちのLOVE ROAD〜幼馴染と幸せになる方法〜
こんなわたし…いやだよね。
今ので腰抜かしたとか…

でも…怖かったんだもの…。

悠が来なかったらと思うと…。
ほんとにわたしってドジ…ほんとにゴメン。


「は?」

「腰が…」

「腰抜かしたってこと?」

「はい…」

はぁ~。ほんとわたしバカ…

悠が怒ってる…
どうしよう…

怯えて泣きそうになってたら、突然座り込むわたしの前に悠が背中を向けてしゃがみこんだ。

「乗れよ。」

「え?」

「送るから。」

わたしの前におっきな背中があった。
昔、よく知ってた背中…

「いい…んですか?」

「いいも何も…腰抜かしたやつほっとけるわけないだろ?はやく!乗れ。」
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