君へのLOVE&HATE
#12
目を覚ますと、見覚えのあるカラー。
そして、匂い。
戻ってきた、と思った。
その証拠に体は、覚えている感覚より数段と動きにくい。
ベットから上半身起き上がるだけでも疲れる。
壁に掛けてある鏡をみて、
明らかに10年分の時間を生きてきた顔に変わっていて
絶望感と、悲しさが湧き上がる。
もう少しだけ、いたかったな。
まだ残る景都の体の感覚。
いまも昔も景都は変わらなかった。
10年後、景都はますます綺麗だったけど、高校生の景都もとても綺麗だった。
17歳の景都と約束したように、
景都にきちんと自分の気持ち伝えよう。
のこりの時間が少なくても。
きっと、景都になら伝えても大丈夫。
自分勝手な行動だけど。
そして、匂い。
戻ってきた、と思った。
その証拠に体は、覚えている感覚より数段と動きにくい。
ベットから上半身起き上がるだけでも疲れる。
壁に掛けてある鏡をみて、
明らかに10年分の時間を生きてきた顔に変わっていて
絶望感と、悲しさが湧き上がる。
もう少しだけ、いたかったな。
まだ残る景都の体の感覚。
いまも昔も景都は変わらなかった。
10年後、景都はますます綺麗だったけど、高校生の景都もとても綺麗だった。
17歳の景都と約束したように、
景都にきちんと自分の気持ち伝えよう。
のこりの時間が少なくても。
きっと、景都になら伝えても大丈夫。
自分勝手な行動だけど。