彼女が今日を繰り返す意味
次の日
目が覚めて時計を見た。
真「まじかまた寝坊しちゃった。あ、まじかって言っちゃった清くんに怒られる」
携帯を開き今日の日付を見る。
真マコトは自分の目を疑った。
真「4月7日?携帯壊れたのかなぁ」
何も気にせず昨日と同じよう急いで準備をして家を出た。
8:15
昨日と同じようにバスを待つ列に並んでいると後からつんつんとされ振り返ると
真「あ、清くんおはようございます」
清臣「え?君どうして俺の名前知ってるの?」
真「え?」
清臣「すみません、どこかで会いましたか?」
真「え?昨日ここで会いましたよね」
清臣「いや、昨日は俺仕事休んで家にいたんでバス停には来てないですよ」
真「え?昨日確かにここにいたはずなのに」
清臣「人違いじゃないですか?俺じゃないと思います。あとリュックのチャック開いてますよじゃあ」
と言ってバスに乗ってしまった。
真『え?どういうこと?ほんとに今日は4月7日なの?』
その後昨日と全く同じ一日を過ごした真マコト。昨日を繰り返してることが分かった。