クレパス~君と僕の恋模様~
陽葵と悠斗は幼なじみ。
気づいたら生まれてからずっと隣にいた男の子。
家が隣同士で親もとても仲がよかった。
何をするにも常に一緒にいることが多かった。
そんなある日、
親の都合で陽葵は引っ越すことになった。
引越しの日ー……
「ぐずっ……」
半べそをかきながら悠斗は言った。
「陽葵、また……会えるよね?」
「当たり前だよ!私はゆうくんに会いにいく。絶対!」
泣きそうになりながらも笑顔でそう言った。