空に向かって


次の瞬間ー…



視界がグルンと180度回転した。

…担がれた。

しかも俵担ぎだし。


一瞬の事すぎて何が起こったか理解が出来ない私はフリーズしていた。


「待たせたわね〜」

担いだままの状況で満面の笑みを浮かべたであろう照彦は、私のパンツを晒したまま紅蓮連合が集う部屋に入る。

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