そーだ、
連絡先は残ってる。
俺らは彼氏彼女云々の前に大学のゼミが一緒だったから同窓会やらなんやらで
連絡先は必要だからである。
付き合い始めたのも学科が同じで名前の順も近くて何かと関わりがあったから。
そこからゼミも同じだとわかりさらに仲良くなって付き合い始めた。
大学生の時でも就活生の時でも社会人になっても俺らの距離感は大して変わらなかった。
淡白な付き合いは冷めたからとか忙しいからとかじゃない。
付き合い始めた時からそうだった。
今思い出そうと思っても漠然とした幸福感があったことしか思い出せなくて、
何をしたとか何を話したとか何を食べたか
どんなものが好きだったか、
3年半も付き合っておいて何もわからないし思い出せない。
ただひとつ言えるのは
3年半の当たり前がなくなった今、
あの日々は確かに幸せだったということ。
別れた彼女のことを思い出した夜は決まってこんなことを思って眠りにつく。
そして気づくと夜が明けて仕事に行く。
俺らは彼氏彼女云々の前に大学のゼミが一緒だったから同窓会やらなんやらで
連絡先は必要だからである。
付き合い始めたのも学科が同じで名前の順も近くて何かと関わりがあったから。
そこからゼミも同じだとわかりさらに仲良くなって付き合い始めた。
大学生の時でも就活生の時でも社会人になっても俺らの距離感は大して変わらなかった。
淡白な付き合いは冷めたからとか忙しいからとかじゃない。
付き合い始めた時からそうだった。
今思い出そうと思っても漠然とした幸福感があったことしか思い出せなくて、
何をしたとか何を話したとか何を食べたか
どんなものが好きだったか、
3年半も付き合っておいて何もわからないし思い出せない。
ただひとつ言えるのは
3年半の当たり前がなくなった今、
あの日々は確かに幸せだったということ。
別れた彼女のことを思い出した夜は決まってこんなことを思って眠りにつく。
そして気づくと夜が明けて仕事に行く。