こうして僕は蘇る
振られてしまった僕は、実際立ち直れるような気分ではない…けれど逃げたら僕は…元カノに迷惑をかけてしまうと思った…ここでスッキリしてるようにみせて元カノには新しい道を、自分が振ったせいでって…考えさせないようにしたかった…

だって…それだけ好きだったんだから…

「遼太郎!おはよう」

僕の名前は言ってなかったけど、堺 遼太郎と言う。一様平凡な高校二年生…だけどこんなどん底にいるやつが平凡とは…ねぇ…平凡じゃないかも

これでも僕は、友達も沢山いる。声をかけてくれたのは友人の田代 蓮だ。

「あぁ…おはよう」

少し気分は低いが…僕は周りにも迷惑はかけたくない…だからいつもの僕を演じて、辛いようには見せなかった。それが友人の田代の前であっても…
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