こうして僕は蘇る
次の日の朝…僕はいつも通り電車に乗る…始発の電車。その時僕は魔が差したのだろう。

つい、中学校の同級生だった女の子に声をかけた

「やぁ、霧島さん。久しいね」

僕は、昔のことを忘れるために同級生だった彼女に声をかけたのだった。仲良くなろうかなと…

「あれ、遼太郎くん?久しぶりだね」

普通に応えてくれる彼女。
僕は、仲良くなる以外にも理由がもうひとつあった。このつらさを誰かに聞いて欲しかった。

「霧島さん。実は、俺、失恋しちゃってさ、あまり同じ学校のやつじゃ話しにくいじゃん?結構辛くてさ…」

なんて、本音をつい彼女にこぼした。

「遼太郎くんも大変なんだね…私でよければ話聞くよ。連絡先交換しよ?それで話しやすいはず」

霧島さんはいい人だった、こんな僕の話を聞いてくれるらしい…

霧島さんは親身になって僕の話を聞いてくれた…霧島さんは実は彼氏持ちという話を聞いたのは少し残念だったが、いい人間であり、優しい人だった。というか、彼氏持ちだから残念とか狙ってた僕が恥ずかしい…恥ずかしくて布団から出れなさそうだよ(´;ω;`)
< 4 / 7 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop