この空の下
ククク。

「鼻で息をするんだよ」

「できればやってるわよ」

そんな高等技術は持ち合わせてはいない。


それでも攻撃は終わることがなく、私の口内は隆哉で一杯になった。

息も絶え絶えで、立っているのがやっとの私。


すると、なんて器用なんだろうと感心するくらい手際よく服を脱がされ、気がつけば素肌になっていた。


隆哉はスッと膝に手を回し、お姫様抱っこでベットへと運んで行った。



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