オレンジ色のROMANCE
舞香の口から、大丈夫
そう言われたら、
きっと、諦めるるように心の蓋を
閉めるパタンとゆう軽くて重い
蓋の音。

電車が来て、乗り込む舞香の安心
した表情が忘れられない。

反省もした。
閉まるドアに手を振りながら
「大丈夫な時は大丈夫じゃない。
不安にさせてるのはオレなんだな。」
見かけとは違う舞香の一面
随分と反省した。

舞香の飲み残しの天然水を
グギューと飲み干し、口に手を当て

ふふっ、ふふふ
と怪しい笑いを浮かべ舞香の唇に
想いを寄せる。

ニヤニヤが止まらない。

思わずスキップする。
らんらんらん、らんらんらん

スキップも、一段落した頃
一人の他校の可愛らしい女子が…

「あのぉ~中村大吾..さんですよ..ね?」

「そうだけど...。」

紺色のセーラ服にワインカラーの
リボン。」
某有名お嬢様女子高校‼
バッジには、3とある。


「凄くカッコイイ““」
カノジョは(//∇//)頬を染めて
「握手して、下さい。」

と言った。


「は?、๑º△º๑?」
彼女は、俺のフアンだと言って
俺と会えた事を凄く喜んでいた。

誰が撮ったか知ら無いが

中村大吾の彼女発見
と拡散していた事など、何もしらず
彼女とは軽く、話をしただけなのに...

その日は家帰って飯食って風呂
入って、スマホいじることなく爆睡。

待ち受けの舞香の写真を見ながら...

次の日

朝練が終わり、後輩のマネジャー取り囲まれ

「先輩、酷い!٩(๑`ȏ´๑)۶」

「え‼何?」


「昨日杏ホッポリ出して‼
彼女の所いったんですかっ。
ストーカーに狙われて
危なかったんですよっ

許せないっ‼」


「ちゃんと電車まで、乗ったし
あとは駅まで家の人が来るだけ
ダッタシ...べっに良くね!」

「俺‼ 彼女いるし
これから杏が早くかえれるように監督にたのんでおいたから。」

そう言うと杏は泣き出しマネジャー達は、
慰めていた。



「で、この人誰ですか?
うちの学校じゃないですよね‼
敬愛学院ですヨネ‼」



💥!は?、
チゲーシ。‼


俺はマネジャーの携帯を取り上げ
マジマジと見た。


「ゲー‼マジかーしんだ。」
やばいやばいやばいやばいやばい
「なんでー何でこうなるー‼」

俺はすぐさま教室へ向かう直樹と
祐一に相談した。


「お前バカじゃん。
今俺らの周りうろつく野郎達ってなんか魂胆があるんだよ。

ア~ア、舞香がみたら...」

「どおすんの~」
「 どおすんの~」
2人はハモりながら言った。






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