オレンジ色のROMANCE
カラオケ店は、カフエから15分位の所にある。
時計をみたらまだ10時、終わるまで、もうチョットある。
カラオケ店の前の本屋さんに入り、出入りが見える場所に立ち大吾を待っ。
30分位たった時五.六人の男女が
本屋の前を通りかかった。
慌てて本を戻し声をかけようと....
本屋を飛び出た。
大吾の隣には大吾の腕に抱きついたポニーテールの可愛らしい女子がいた。
二人の会話が聞こえてくる。
「お腹すいたね。
夜食作るよ、チャーハンでいい?」
「俺、作るよ。
中々上手いんだよ。」
「えー、大吾ありがとぅ〜
今日も泊まる?」
「泊まるよ、こんな時間キツくて
奈緒は嫌?」
「嬉しいに決まってる💓💞」
皆で歩いてるから後をつけた。
3人は駅の方へ、1人はバス停へ
残りの2人はこじんまりしたマンションへと入って、行った。
震える声で呟いた。
「心配ない。
心配ないよ、
大丈夫、大丈夫だから。」
その日以来舞香の中で何かが壊れた。
一番頼りにしていた人
一生を捧げ、この人の為に頑張ろうと
決めていた。
大きな裏切り。
でも、もう大丈夫‼
そうだよ。
あき、あ、あきら・・・める・・
事には、慣れてるんだもん。
その夜は大吾と過ごしたベッドの中で声を出して泣いた。
かえるはずの無い大吾を待ちな
がら眠れぬ夜を明かした。
鳥の動き出す頃には
舞香の気持ちが固まっていた。
カフェの仕事を辞めた。
オーナーは、未だ知らない。
店長に辞める事を話した。
そして久しぶりに大吾と話す機会
があった。
そんな中で大吾が呟やいた。
久しぶりの会話だった。
「ねえ、カフェの帰り大丈夫。
ずっと1人にしたけど気にしてるんだ。
ごめんな?」
「やだぁ、今更?
大丈夫だよ。
大丈夫‼»」
その時《《《ハッ》》》として
一瞬大吾の顔が、驚いた顔を向けた。
「どーしたん。?」
いっもと変わらない舞香の態度に
ホッとした表情をみせた。
「もう何ヶ月、1人で帰るにも
慣れちゃった。へへっ」
思い出したように、
「買い物とかいいの?
大変じゃない?」
久しぶりに顔を見ながら喋ってくる。
「うん。大吾朝しか食べないから
そんな、買うものないし...
平気、平気。」
舞香も笑顔を見せて答えた。
「じゃ話せて良かったよ。
じゃあね!」
今日出ていくからとは言わないでおく。
大吾は、俯いてウンウン。
ポチポチ、ポチポチ
あの日から2ヶ月、
舞香はキャバクラにアルバイト先を
変えていた。茉莉奈の紹介で高級で、
客質のいいクラブ。
マンションも、借りた。
3年貯めたお金を投げ出し築40年の手頃な家賃、
店は少し遠いが電動で、通勤。
舞香は向いているのか?はたまた
母親の血筋がうずくのか、メキメキ頭角を表した。
化粧のやり方もクラブの下働きに
潜り込み、おねーさん達から
習った。
デパートの化粧品売り場に行き
バーちゃんが使った手と一緒で
泣き落としを決め込み丁寧に
教えてもらった。
今までリップクリームか、化粧水、ニベ〇
しか使った事がなかった。
しかしあの夜大吾と腕をくんでいた彼女は綺麗な化粧をしていた。
“色気を学ぶ、“
に考えが至った舞香は
その道のプロに聞くが一番と考え
茉莉奈に相談した。
なら本格的にキャバ嬢になりなよ。
茉莉奈は、自分の務める店に
推薦してくれた。
時計をみたらまだ10時、終わるまで、もうチョットある。
カラオケ店の前の本屋さんに入り、出入りが見える場所に立ち大吾を待っ。
30分位たった時五.六人の男女が
本屋の前を通りかかった。
慌てて本を戻し声をかけようと....
本屋を飛び出た。
大吾の隣には大吾の腕に抱きついたポニーテールの可愛らしい女子がいた。
二人の会話が聞こえてくる。
「お腹すいたね。
夜食作るよ、チャーハンでいい?」
「俺、作るよ。
中々上手いんだよ。」
「えー、大吾ありがとぅ〜
今日も泊まる?」
「泊まるよ、こんな時間キツくて
奈緒は嫌?」
「嬉しいに決まってる💓💞」
皆で歩いてるから後をつけた。
3人は駅の方へ、1人はバス停へ
残りの2人はこじんまりしたマンションへと入って、行った。
震える声で呟いた。
「心配ない。
心配ないよ、
大丈夫、大丈夫だから。」
その日以来舞香の中で何かが壊れた。
一番頼りにしていた人
一生を捧げ、この人の為に頑張ろうと
決めていた。
大きな裏切り。
でも、もう大丈夫‼
そうだよ。
あき、あ、あきら・・・める・・
事には、慣れてるんだもん。
その夜は大吾と過ごしたベッドの中で声を出して泣いた。
かえるはずの無い大吾を待ちな
がら眠れぬ夜を明かした。
鳥の動き出す頃には
舞香の気持ちが固まっていた。
カフェの仕事を辞めた。
オーナーは、未だ知らない。
店長に辞める事を話した。
そして久しぶりに大吾と話す機会
があった。
そんな中で大吾が呟やいた。
久しぶりの会話だった。
「ねえ、カフェの帰り大丈夫。
ずっと1人にしたけど気にしてるんだ。
ごめんな?」
「やだぁ、今更?
大丈夫だよ。
大丈夫‼»」
その時《《《ハッ》》》として
一瞬大吾の顔が、驚いた顔を向けた。
「どーしたん。?」
いっもと変わらない舞香の態度に
ホッとした表情をみせた。
「もう何ヶ月、1人で帰るにも
慣れちゃった。へへっ」
思い出したように、
「買い物とかいいの?
大変じゃない?」
久しぶりに顔を見ながら喋ってくる。
「うん。大吾朝しか食べないから
そんな、買うものないし...
平気、平気。」
舞香も笑顔を見せて答えた。
「じゃ話せて良かったよ。
じゃあね!」
今日出ていくからとは言わないでおく。
大吾は、俯いてウンウン。
ポチポチ、ポチポチ
あの日から2ヶ月、
舞香はキャバクラにアルバイト先を
変えていた。茉莉奈の紹介で高級で、
客質のいいクラブ。
マンションも、借りた。
3年貯めたお金を投げ出し築40年の手頃な家賃、
店は少し遠いが電動で、通勤。
舞香は向いているのか?はたまた
母親の血筋がうずくのか、メキメキ頭角を表した。
化粧のやり方もクラブの下働きに
潜り込み、おねーさん達から
習った。
デパートの化粧品売り場に行き
バーちゃんが使った手と一緒で
泣き落としを決め込み丁寧に
教えてもらった。
今までリップクリームか、化粧水、ニベ〇
しか使った事がなかった。
しかしあの夜大吾と腕をくんでいた彼女は綺麗な化粧をしていた。
“色気を学ぶ、“
に考えが至った舞香は
その道のプロに聞くが一番と考え
茉莉奈に相談した。
なら本格的にキャバ嬢になりなよ。
茉莉奈は、自分の務める店に
推薦してくれた。