薄命の妖魔
 芽郁という少女がおりました。
 芽郁は厄介なことに、昔からおみくじを引いては大凶、よく怪我をし、料理はレシピ通りするが失敗、の間抜けな少女でした。
 ある日、芽郁は信号が赤になっているのに気が付かず、芽郁の体よりも大きな大きなトラックに轢かれてしまいました。
 芽郁は、一度も幸運なことも起こらずに、早くしてこの世を去ってしまったのです。
 しかし、芽郁は恵まれたことに、更生されたのです。
 さて、芽郁は今頃どうしてるのでしょうか。
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