もしもこの世界に私がいなかったら
私、未夜は長い長い眠りについたのだった

‡‡‡高校3年の冬‡‡‡

私はやっと目が覚めた

「…ん…瑠衣……?」

「未夜!!ちょっと待て今先生呼んでくるから!」

「そんなことよりなんでここにいるの?学校は?今日ないの?」

「おまっそんなことじゃないだろ!」

「もぉ!うるさい!目覚ましてすぐに怒るってなんなの!私の事はほっといて学校行きなよ!」

私はまた瑠衣に怒ってしまった

それから瑠衣は私とケンカしたまま学校に行ってしまった

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