【極上旦那様シリーズ】俺のそばにいろよ~御曹司と溺甘な政略結婚~
私たちの席は真ん中の隣同士で、横を向けば足を投げ出し寛いでいる柊吾さんがいる。急ぎの仕事があるとかで、タブレットを片手に持って。
羽田国際空港を飛び立ってから一時間、料理が運ばれてきた。
ここでは和食、中華、フレンチから料理を選べる。
私も柊吾さんも和食を選んだ。
懐石料理のように一品ずつキャビンアテンダントが給仕してくれる。上品な盛り付けでとても美味しく、お昼からずっと食べ続けているのに、すべて胃の中におさまった。
初めて経験するファーストクラスのおもてなしに私は感動しっぱなし。
これなら疲れることなく楽にパリに到着しそうだ。
食事が終わり、時刻は真夜中。眠気が襲ってきて、レストルームで歯磨きをして席に戻る。
あと十一時間弱でパリのシャルルドゴール空港へ着く。
食事後、横になって文庫本を読んでいた柊吾さんはライトを消す。
「眠れそう?」
「はい。あっという間に眠れそうです。おやすみなさい」
私も自分の席のライトを消した。
「おやすみ」
彼と言葉を交わして目を瞑る。
いろいろと大変な一日だったけれど、それを考える間もなく、私は眠りに落ちた。
羽田国際空港を飛び立ってから一時間、料理が運ばれてきた。
ここでは和食、中華、フレンチから料理を選べる。
私も柊吾さんも和食を選んだ。
懐石料理のように一品ずつキャビンアテンダントが給仕してくれる。上品な盛り付けでとても美味しく、お昼からずっと食べ続けているのに、すべて胃の中におさまった。
初めて経験するファーストクラスのおもてなしに私は感動しっぱなし。
これなら疲れることなく楽にパリに到着しそうだ。
食事が終わり、時刻は真夜中。眠気が襲ってきて、レストルームで歯磨きをして席に戻る。
あと十一時間弱でパリのシャルルドゴール空港へ着く。
食事後、横になって文庫本を読んでいた柊吾さんはライトを消す。
「眠れそう?」
「はい。あっという間に眠れそうです。おやすみなさい」
私も自分の席のライトを消した。
「おやすみ」
彼と言葉を交わして目を瞑る。
いろいろと大変な一日だったけれど、それを考える間もなく、私は眠りに落ちた。