対立相手が婚約者。それって何かの冗談ですか?
「お母さんから、今日は同窓会に行ってるって聞いたので、ついお迎えに来てしまいました」
「出た、宮園拡樹」
先にリアクションを取ったのは蓮のほうだった。拡樹を見るやいなや、臨戦態勢に入る。
「楽しく飲んでたんですけどねー。
こんなところまで迎えに来て、なんなんですか?」
アルコールで態度が大きくなっている蓮は、足元をふらつかせながら拡樹に詰め寄る。そんな蓮の襟元を掴んで制止する。
「変な絡み方しないの」
「絡んでなんかねーよ。喋ってるだけだっつーの。
恵巳のことで知りたいことがあれば、何でもどうぞ。俺、恵巳のことなら何でも知ってるんで。知らないことなんてないんで。なんならこいつのブラのサイズでも教えてやろうか?」
「知らないでしょ!」
突然出されたブラのサイズに思わず声を張ってしまう。2人の間に入りながら、温泉旅行の時にも同じようなことをしていたなと、既視感を覚えていた。
「出た、宮園拡樹」
先にリアクションを取ったのは蓮のほうだった。拡樹を見るやいなや、臨戦態勢に入る。
「楽しく飲んでたんですけどねー。
こんなところまで迎えに来て、なんなんですか?」
アルコールで態度が大きくなっている蓮は、足元をふらつかせながら拡樹に詰め寄る。そんな蓮の襟元を掴んで制止する。
「変な絡み方しないの」
「絡んでなんかねーよ。喋ってるだけだっつーの。
恵巳のことで知りたいことがあれば、何でもどうぞ。俺、恵巳のことなら何でも知ってるんで。知らないことなんてないんで。なんならこいつのブラのサイズでも教えてやろうか?」
「知らないでしょ!」
突然出されたブラのサイズに思わず声を張ってしまう。2人の間に入りながら、温泉旅行の時にも同じようなことをしていたなと、既視感を覚えていた。