音楽好きの少女は、異世界で大人気の歌手になりました!!
とても残酷な言葉かもしれないけど、それはそれで仕方ないと思ってる。今は、目の前のことに集中しないと……!

「人気急上昇中の歌手、古谷歌子!!」

司会者の人の言葉の後、歓声の中に私は飛び込む。リーバスさんたちの姿を見つけ、嬉しさが増す。

私は、この世界では歌手として活躍できている。大好きな歌を歌える仕事に就けて、とても嬉しい。

「それでは、歌っていただきましょう。〝memory〟」

私は息を吸い、歌い始めた。
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