独占溺愛~クールな社長に求愛されています~
蓮斗は詩穂をギュウッと抱きしめた。
「本当にごめんなさい。でも、最初にインターンのことを話してくれたときに、付き合ってたことも教えてほしかったな……」
「詩穂に再会したとき、過去に付き合ってた女の話なんてしたくなかったんだ。それはたぶん、また詩穂を好きになる予感がしてたからだと思う」
彼の言葉を聞いて、詩穂の目に涙が浮かんだ。詩穂は上目で蓮斗を見て、怒っていないだろうかと様子をうかがう。蓮斗は詩穂の涙を親指で拭い、片方の口角を上げてニッと笑った。
「なに大人しくなってんだよ。らしくないな。しおらしい詩穂なんて不気味なだけだぞ」
「なにその言いぐさ! 人がせっかく反省してるのに!」
「だったら、反省は言葉じゃなくて態度で示してもらおうかな」
言うなり蓮斗は詩穂をベッドに押し倒した。キスをしながらニットをたくし上げようとするので、詩穂は慌てて彼の手首を掴む。
「ダメ!」
「どうして? 反省してるんだろ?」
「してるっ。してるけどっ! 亜矢美に電話しないと!」
蓮斗も気づいたようで、ため息をついてベッドに起き上がった。
「通報されたら大変だ」
「本当にごめんなさい。でも、最初にインターンのことを話してくれたときに、付き合ってたことも教えてほしかったな……」
「詩穂に再会したとき、過去に付き合ってた女の話なんてしたくなかったんだ。それはたぶん、また詩穂を好きになる予感がしてたからだと思う」
彼の言葉を聞いて、詩穂の目に涙が浮かんだ。詩穂は上目で蓮斗を見て、怒っていないだろうかと様子をうかがう。蓮斗は詩穂の涙を親指で拭い、片方の口角を上げてニッと笑った。
「なに大人しくなってんだよ。らしくないな。しおらしい詩穂なんて不気味なだけだぞ」
「なにその言いぐさ! 人がせっかく反省してるのに!」
「だったら、反省は言葉じゃなくて態度で示してもらおうかな」
言うなり蓮斗は詩穂をベッドに押し倒した。キスをしながらニットをたくし上げようとするので、詩穂は慌てて彼の手首を掴む。
「ダメ!」
「どうして? 反省してるんだろ?」
「してるっ。してるけどっ! 亜矢美に電話しないと!」
蓮斗も気づいたようで、ため息をついてベッドに起き上がった。
「通報されたら大変だ」