独占溺愛~クールな社長に求愛されています~
「やりたいことをやりながら、みんなが楽しく働ける。そんな会社を創ることが夢だったんだ。だから、社名もソムニウムにした。ラテン語で“夢”って意味だ」
「じゃ、夢を叶えたってことだね」
「いいや、まだまだだ。やりたいことはいっぱいある。夢に終わりはないよ。終わらせるつもりもないしね」
そう語る蓮斗の目は生き生きと輝いていた。
「小牧もぜひ力を貸してくれ」
思わず「うん!」と返事をしてしまい、さっきタメ口はいけないと思ったはずなのに、と反省する。
「はい。こんなステキな職場で働けることを光栄に思っています。全力でがんばりますっ」
詩穂に丁寧な口調で話しかけられ、蓮斗は戸惑ったように瞬きをしたが、すぐに笑顔を作った。
「期待してる」
「それじゃ、失礼します」
詩穂は会釈をして、見つけたばかりの自分の居場所――自分のデスク――に戻った。
「じゃ、夢を叶えたってことだね」
「いいや、まだまだだ。やりたいことはいっぱいある。夢に終わりはないよ。終わらせるつもりもないしね」
そう語る蓮斗の目は生き生きと輝いていた。
「小牧もぜひ力を貸してくれ」
思わず「うん!」と返事をしてしまい、さっきタメ口はいけないと思ったはずなのに、と反省する。
「はい。こんなステキな職場で働けることを光栄に思っています。全力でがんばりますっ」
詩穂に丁寧な口調で話しかけられ、蓮斗は戸惑ったように瞬きをしたが、すぐに笑顔を作った。
「期待してる」
「それじゃ、失礼します」
詩穂は会釈をして、見つけたばかりの自分の居場所――自分のデスク――に戻った。