私が恋を知る頃に
「っし、行くか~」
先程対応した患者さんのカルテを書きあげ、伸びをしつつ時計を見る。
時刻は午後10時
この病院は9時消灯だから、きっとほとんどの患者さんが寝てるはず。
「おつかれ、俺ここで待ってるから何かあったら言ってな。事前に用意しておいた方がいいものとかある?」
「んー、多分大丈夫だとは思うんだけど…一応パニック起こした時に対応できるようにはしておいてほしい。」
「了解、じゃあ鎮静剤だけいつでも持って行けるようにする。」
「うん。頼む。」
陽向と会話をしつつ、穂海ちゃんの部屋へ向かう準備をする。
どうしても眠れなそうな時のための睡眠薬、一応気休め程度のアイマスクと軽い診察道具
白衣のポケットに物を入れて再度確認
「よし、じゃあ行ってくる。もしかしたら遅くなるかもしれないから、その時は先休んでて。」
「はいよ~、行ってらっしゃい」
陽向の適当な返事を聞きつつ医局を出た。
先程対応した患者さんのカルテを書きあげ、伸びをしつつ時計を見る。
時刻は午後10時
この病院は9時消灯だから、きっとほとんどの患者さんが寝てるはず。
「おつかれ、俺ここで待ってるから何かあったら言ってな。事前に用意しておいた方がいいものとかある?」
「んー、多分大丈夫だとは思うんだけど…一応パニック起こした時に対応できるようにはしておいてほしい。」
「了解、じゃあ鎮静剤だけいつでも持って行けるようにする。」
「うん。頼む。」
陽向と会話をしつつ、穂海ちゃんの部屋へ向かう準備をする。
どうしても眠れなそうな時のための睡眠薬、一応気休め程度のアイマスクと軽い診察道具
白衣のポケットに物を入れて再度確認
「よし、じゃあ行ってくる。もしかしたら遅くなるかもしれないから、その時は先休んでて。」
「はいよ~、行ってらっしゃい」
陽向の適当な返事を聞きつつ医局を出た。