はっぴぃday
「けなげだよなぁ、サクラちゃんは。全国ツアー追っかけてくるなんて。
一回会って、たった数曲しか聞いてないやつらのライブツアーなんて、ふつうは追っかけたりしないよな?」
修二さんの言い方に何か引っ掛かり顔をあげた。
「…三年ぶりにこの間来てくれたんたんだ。
拓実に来てほしいって頼まれたせいもあるが、知り合いが行くからって言うから久しぶりに来たんだって心配かけてたのに来れなくてごめんねって謝られたよ。
いい子だよな…」
修二さんの話に心臓がドクンと音を立てた気がした。
「本当は思い出がつまりすぎてて、辛くて二度といくつもりはなかったって。
それでも、会いたいと思う人が行くって言うからって。」
まさか…。
いや、嘘だろ…?
胸がざわつく。
一回会って、たった数曲しか聞いてないやつらのライブツアーなんて、ふつうは追っかけたりしないよな?」
修二さんの言い方に何か引っ掛かり顔をあげた。
「…三年ぶりにこの間来てくれたんたんだ。
拓実に来てほしいって頼まれたせいもあるが、知り合いが行くからって言うから久しぶりに来たんだって心配かけてたのに来れなくてごめんねって謝られたよ。
いい子だよな…」
修二さんの話に心臓がドクンと音を立てた気がした。
「本当は思い出がつまりすぎてて、辛くて二度といくつもりはなかったって。
それでも、会いたいと思う人が行くって言うからって。」
まさか…。
いや、嘘だろ…?
胸がざわつく。