はっぴぃday
東京ファイナルの公演は超満員だった。
スペシャルゲストはDesertの先輩バンドBlack mistが出演することが決定していたので彼らのファンも押し寄せていて、私はこの日のライブだけは、薄くメイクしたフワフワなイメージの可愛らしい昼間のさくらで訪れた。
そんな私に大翔は照れまくり、ギャップ萌だろとメンバーまでもが頬を染めてしまい、もちろん大翔は…
拗ねてしまい私をすぐに腕の中に閉じ込めた。
ライブが始まる。
満面の笑みを浮かべて、ステージに現れた大翔を見て、客席から
「さくらちゃん来てるんだー」
「大翔張り切ってる!」
と冷やかしの声援がとぶ。
「うん、来てるよ。
今日の俺、絶好調!」
と、だいぶ客席からの冷やかしもかわせるようになった。
ゲストに現れた仁さんには、ここぞとばかりに絡まれて、
「俺のサクラちゃんをかっさらいやがって!!
くそぉぉぉ!!!
俺よりちょっと…いやかなりイケメンだからって、俺より歌が上手いからって、俺より若いからってあぁぁぁ!!!
ムカつく!」
とスティックを投げつけて
「誰か俺を慰めてくれーっ!」
と絶叫して、祥也がハグして
「仁さん、俺が一生お側にいます」
「あぁー!キモい!
離れろ祥也!!俺は女の子が好きなんだぁ!」
笑いに包まれて、長かった全国ツアーライブも無事に終了した。
そして翌週土曜の夜、私はBlack mistのメンバーとDesertのメンバーに打ち上げ場所としてサライを予約した。
もう一人の私、SAKURAを彼に知ってもらうために…。
スペシャルゲストはDesertの先輩バンドBlack mistが出演することが決定していたので彼らのファンも押し寄せていて、私はこの日のライブだけは、薄くメイクしたフワフワなイメージの可愛らしい昼間のさくらで訪れた。
そんな私に大翔は照れまくり、ギャップ萌だろとメンバーまでもが頬を染めてしまい、もちろん大翔は…
拗ねてしまい私をすぐに腕の中に閉じ込めた。
ライブが始まる。
満面の笑みを浮かべて、ステージに現れた大翔を見て、客席から
「さくらちゃん来てるんだー」
「大翔張り切ってる!」
と冷やかしの声援がとぶ。
「うん、来てるよ。
今日の俺、絶好調!」
と、だいぶ客席からの冷やかしもかわせるようになった。
ゲストに現れた仁さんには、ここぞとばかりに絡まれて、
「俺のサクラちゃんをかっさらいやがって!!
くそぉぉぉ!!!
俺よりちょっと…いやかなりイケメンだからって、俺より歌が上手いからって、俺より若いからってあぁぁぁ!!!
ムカつく!」
とスティックを投げつけて
「誰か俺を慰めてくれーっ!」
と絶叫して、祥也がハグして
「仁さん、俺が一生お側にいます」
「あぁー!キモい!
離れろ祥也!!俺は女の子が好きなんだぁ!」
笑いに包まれて、長かった全国ツアーライブも無事に終了した。
そして翌週土曜の夜、私はBlack mistのメンバーとDesertのメンバーに打ち上げ場所としてサライを予約した。
もう一人の私、SAKURAを彼に知ってもらうために…。