成瀬くんなんて大嫌い。
…実行委員、今なんと。
「boruzyua-nuのケーキ!?!」
boruzyua-nuとは、家の近くにあるケーキ屋さんなんだけど、すっごくケーキが美味しいらしく、とても人気なお店。
だから、まだ1度も行ったことないんだよね。
そして、ずっと行きたいと思ってたの。
この時の私は完全にケーキ>お姫様役だったから、
「ほんとにboruzyua-nuの食べ放題券くれるなら、やる!」
なんて言ってしまった。
「よーし、じゃあ王子様役は成瀬でお姫様役は瀬戸川さんに決定〜!!!」
パチパチパチ
教室から沸き起こる拍手。
ああぁ、まって、私、ケーキ欲しさにお姫様役を引き受けてしまったぁぁぁあ…
「瀬戸川ちゃんよろしくね♪」
「あぁ、うん、よろしく…」
きらきら眩しい笑顔を見せる成瀬くんと反対に私は話し合いが終わるまでまでどんよりとくらい気持ちですごした。
ようやようやく話し合いが終わって、やっと帰れると思っていたのに。
「あ、瀬戸川さん、今日から練習するよ〜」
と、実行委員の一言でどん底に突き落とされた。
ああぁ、最悪…
「boruzyua-nuのケーキ!?!」
boruzyua-nuとは、家の近くにあるケーキ屋さんなんだけど、すっごくケーキが美味しいらしく、とても人気なお店。
だから、まだ1度も行ったことないんだよね。
そして、ずっと行きたいと思ってたの。
この時の私は完全にケーキ>お姫様役だったから、
「ほんとにboruzyua-nuの食べ放題券くれるなら、やる!」
なんて言ってしまった。
「よーし、じゃあ王子様役は成瀬でお姫様役は瀬戸川さんに決定〜!!!」
パチパチパチ
教室から沸き起こる拍手。
ああぁ、まって、私、ケーキ欲しさにお姫様役を引き受けてしまったぁぁぁあ…
「瀬戸川ちゃんよろしくね♪」
「あぁ、うん、よろしく…」
きらきら眩しい笑顔を見せる成瀬くんと反対に私は話し合いが終わるまでまでどんよりとくらい気持ちですごした。
ようやようやく話し合いが終わって、やっと帰れると思っていたのに。
「あ、瀬戸川さん、今日から練習するよ〜」
と、実行委員の一言でどん底に突き落とされた。
ああぁ、最悪…