成瀬くんなんて大嫌い。
私は、普段はあんまり風邪をひいたりしないんだけど、その日はなんだかすごく気持ち悪くなっちゃって。
保健室に行こうとして歩いてたんだけど、気持ち悪さに耐えられなくて、動けなくなっちゃったの。
それで、階段でうずくまってたんだ。
もうだめかも…
って、思ったその時。
「どーしたの?大丈夫??」
って、1人の男の子が声をかけてくれた。
それが、成瀬くんとの出会いだった。
多分、一目惚れだったの。
声をかけてくれて、そのあと保健室にまで手を取って連れてってくれて、先生が来るまで一緒にいてくれた。
そのあいだ、沢山話しもした。
この時は、成瀬くんが遊び人だなんて思ってなかったの。
知らなかった。
知りたくなかった。
他愛もない話だったけど、話した一言一言は私の宝物になった。
だけど、その時は成瀬くんのこと全然知らなくて、梨花と一緒に成瀬くんを探したこともあったな。
自分でも漫画みたいな展開だとは思ってるんだけど、自分の気持ちをコントロールすることなんて出来なかった。
廊下ですれ違う度、ずっと目で追ってた。
あっちは1度も私を見た事はないけど、それでもずっと好きだった。
保健室に行こうとして歩いてたんだけど、気持ち悪さに耐えられなくて、動けなくなっちゃったの。
それで、階段でうずくまってたんだ。
もうだめかも…
って、思ったその時。
「どーしたの?大丈夫??」
って、1人の男の子が声をかけてくれた。
それが、成瀬くんとの出会いだった。
多分、一目惚れだったの。
声をかけてくれて、そのあと保健室にまで手を取って連れてってくれて、先生が来るまで一緒にいてくれた。
そのあいだ、沢山話しもした。
この時は、成瀬くんが遊び人だなんて思ってなかったの。
知らなかった。
知りたくなかった。
他愛もない話だったけど、話した一言一言は私の宝物になった。
だけど、その時は成瀬くんのこと全然知らなくて、梨花と一緒に成瀬くんを探したこともあったな。
自分でも漫画みたいな展開だとは思ってるんだけど、自分の気持ちをコントロールすることなんて出来なかった。
廊下ですれ違う度、ずっと目で追ってた。
あっちは1度も私を見た事はないけど、それでもずっと好きだった。