黒と白の羽

天に昇れ

「・・・闇姫。お前は何故ここに居るんだ?」



引きずり出された鈴羅にリクアは尋ねた。



「知りませんケド?」



挑発的に返事をする。



「・・・」



いい加減腹が立ったのか・・・黙るリクア。



「殺れ」


リクアのその声に待ってました!と言う兵士たち。



鈴羅に、兵士の振り上げた剣が下ろされるその時



バンッ!!



思いっきりドアが開いた。
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