黒と白の羽
水月は鈴羅の力の一つで水、氷系統が使える。



鈴羅の家は・・・代々、自然の能力を持つ刀が己の身に宿している家なのだ。



彼らを『斬月師―ザンヅキシ―』と呼んでいる。



他にも、風、炎、水、地を司る一族もある。



炎を司る一族ならば『炎師―エンシ―』 風ならば『風師―フウシ―』と呼んでいる。



もちろん、鈴羅の世界にも妖魔は居た。




数分後





鈴羅は後ろに気配を感じて振り向いてみると


「あー・・・えーっと」




言葉を濁すリーク達が居た。




「・・・見てた訳ですか?」




鈴羅はあらかさま嫌な顔をする。





「・・・う・・・ん~?」




視線をずらすリーク。




「見てたが何が悪い?」



青い髪と藍色の瞳の人がそう言った。


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