黒と白の羽
「何だ・・・?今の術は・・・」
リークは唖然と呟く。
「今のは、この水月の特殊能力。香律の翡翠は甘い匂いで鳥とか動物を誘惑して・・・使うのよ。俺は、動物を使って何かを殺すのはイヤ。だから、こう言った捜索に使うんだ」
リークは内心、驚きばっかりだった。
いつの間にか剣を持っている事も、精霊の集まり方も・・・
「・・・すげぇな」
呟くしかなかった。
一羽の鳥が戻ってきた。
「何処だった?」
優しく問いかける鈴羅。
「・・・ありがと。お前だけ残っててね?他の鳥達は帰そうか」
口笛を吹いた。
何も起こらなかったが、鳥の気配が変わった。
「さて、リーク様?失礼ですが・・・リール様は?」
あ・・・と思い出し、探しに向ったリークとデグル。
そこに残った鈴羅。
ふぅ・・・と息をつく。
「困ったな~」
その呟きはリークの声に掻き消された。
リークは唖然と呟く。
「今のは、この水月の特殊能力。香律の翡翠は甘い匂いで鳥とか動物を誘惑して・・・使うのよ。俺は、動物を使って何かを殺すのはイヤ。だから、こう言った捜索に使うんだ」
リークは内心、驚きばっかりだった。
いつの間にか剣を持っている事も、精霊の集まり方も・・・
「・・・すげぇな」
呟くしかなかった。
一羽の鳥が戻ってきた。
「何処だった?」
優しく問いかける鈴羅。
「・・・ありがと。お前だけ残っててね?他の鳥達は帰そうか」
口笛を吹いた。
何も起こらなかったが、鳥の気配が変わった。
「さて、リーク様?失礼ですが・・・リール様は?」
あ・・・と思い出し、探しに向ったリークとデグル。
そこに残った鈴羅。
ふぅ・・・と息をつく。
「困ったな~」
その呟きはリークの声に掻き消された。