黒と白の羽
「え?」


急に足元が光りだした。


「チョッ・・・」



足元には魔方陣みたいなモノが描かれて・・・鈴羅は消えた。




一瞬だけ気が遠のいた。




「ア・・・レ?」



目が覚めたとき、鈴羅が見たモノは白い天井。



「あ、目覚めましたか?」



カーテンの奥から金髪碧眼の女性。


「・・・此処どこですか?」



窓から覗く景色は、鈴羅の居た世界とは違った。



「・・・!?」


女性は驚き黙った。



「・・・綺麗な所だけど・・・どこだろう?」



ブツブツ呟く鈴羅。

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