私は、大好きな幼馴染に嫌われている


.....倒れるっ!


私は、目をギュッと瞑った。


でも、痛みは襲ってこなかった。


悠斗が受け止めてくれたからだ。


「あ、ありがと」


私はお礼を言ったけど、悠斗からは返事が返ってこない。


「悠斗くん!加奈のこと、保健室に連れて行ってあげて?もし何かあったら心配だし.....。」


.....っえ?


「.....分かった。」


「.....え?沙良.....?」


私は、沙良に、保健室に行くほどの痛みじゃないよ!と目で訴えた。


でも、返ってきたのはウインク。


.....。
< 10 / 19 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop