訳あり無表情少女と一途な幼馴染
体に力が入らなくなり、クタッと崩れ落ちそうになる
皮肉な事に、両腕を掴まれてるお陰で倒れない

「はぁ…はぁ…」
「ねえ、ちょっとヤバくない?」
「血、止まんないし。体冷たくなってるし、コイツ震えてるよ」

両腕を掴んでる女達が逃げる様に離す
同時に体が崩れ落ち、前に倒れる

「ねえ、マジヤバイって!」
「もしかしたら死ぬかもっ」
「やり過ぎたんじゃない!?」

意識が朦朧とする中、女達が慌て始める

「あ、アンタが悪いんだから!アンタが蓮様に近付こうとしなければ!」

煩い
文句言ってるだけだったら消えてほしい
すると足音が聞こえてきた
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