訳あり無表情少女と一途な幼馴染
「入れ」

部屋に入れば、楼と春が

「鷹」

《ヒュプノ(催眠)》を部屋全体に掛ける

「いいぞ」

フードを外す

「楼さん、話って?」
「俺からは何も無ぇよ」
「え?でも、楼さんから話があるって姉さんが…」
「紫音」

紫音に振り返る

「姉さん?」
「これから最後の試練を受けてもらう」
「え、最後の試練?」


紫音side
姉さんが俺の目の前に手を翳す

「姉さん?」

姉さんの左目にはペンタクルが

「コレを無事に終わらせれば、紫音…貴方を正式に…」

言葉を聞き終わる前に、意識が無くなった
< 193 / 382 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop