訳あり無表情少女と一途な幼馴染
「体に、傷がある。沢山ね」
「!」
「だから、無理」

姉さんの過去
和士さんに助けられるまで、どんな生活をしてきたのか
それを物語る傷がある…でも

「姉さんなら、すぐに治せるよね?」

姉さんは悲しそうな困った顔で

「致命傷じゃない限り、治すのは禁じられたから。
未だにその癖が残ってるんだよね」
「!?」

俺の中に殺意が湧く
女の子なのにっ!?姉さんを何だとっ…!
許さない…っ、絶対に見つけ出してっ殺…
ギュッ
姉さんが俺の手を握りる

「ありがとう、紫音」

姉さんが《サイコキネシス》を解く

「…姉さんが海に入らないなら俺も「おい、いつになったら来るんだ」」

話してる内に蓮が戻ってきた

「蓮が煩いから、行こうか」
「え、あ、うん」
「誰が煩いって」

春也と朔の所へ行き、夕方まで遊んだ
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