訳あり無表情少女と一途な幼馴染
24〜嫉妬
ホテルに戻り
春也と朔は部屋に行き、俺も部屋に行こうとしたら
「おい、紫音」
蓮は俺の胸元を見て
「お前、ネックレスなんてしてたか?」
「!」
咄嗟にネックレスを握ってしまった
それを蓮が見逃す筈は無く
「今まで何も着けてなかったよな?」
「買ったんだ」
「どこでだ?」
「…どこでもいいだろ」
「俺等が住む辺りは、ネックレスとかを売ってる店は無い。
隣町にしかな
わざわざ隣町に行って、買ったのか」
「ああ」
「紫音、お前は高校生になったばっかだ。
バイトもしてねぇのに、ソレを買うお金はどうしたんだ」
「親戚から「お前は、その親戚にお金を借りたり貰ったりはしないんじゃなかったか?」」
「前に言ってたよな?
親戚でも、他人からお金だけは絶対に受け取らないって、
金の所為で散々な目に合ってきたんだ。
そんなお前が、親戚から金を貰ってネックレスを買っただと?
そんな話、信じられるか」
「…」
「吐け、どこで…どいつに貰ったんだ」
「いい加減にしろ」
蓮と紫音が私を見る
春也と朔は部屋に行き、俺も部屋に行こうとしたら
「おい、紫音」
蓮は俺の胸元を見て
「お前、ネックレスなんてしてたか?」
「!」
咄嗟にネックレスを握ってしまった
それを蓮が見逃す筈は無く
「今まで何も着けてなかったよな?」
「買ったんだ」
「どこでだ?」
「…どこでもいいだろ」
「俺等が住む辺りは、ネックレスとかを売ってる店は無い。
隣町にしかな
わざわざ隣町に行って、買ったのか」
「ああ」
「紫音、お前は高校生になったばっかだ。
バイトもしてねぇのに、ソレを買うお金はどうしたんだ」
「親戚から「お前は、その親戚にお金を借りたり貰ったりはしないんじゃなかったか?」」
「前に言ってたよな?
親戚でも、他人からお金だけは絶対に受け取らないって、
金の所為で散々な目に合ってきたんだ。
そんなお前が、親戚から金を貰ってネックレスを買っただと?
そんな話、信じられるか」
「…」
「吐け、どこで…どいつに貰ったんだ」
「いい加減にしろ」
蓮と紫音が私を見る