訳あり無表情少女と一途な幼馴染
雫の体温が下がらない様に濡れてるローブを脱がせる
「雫…」
さっき雫の顔を見た時、左目が赤色だった
普段着けてるカラコンは、雨か何かで取れたのか
そして浮かび上がってたペンタクル
胸元で光ってたネックレス
「…」
兄貴がこっちを見てないのを確認して、雫の胸元にあるネックレスを手に取る
確か、あのネックレスは特注だった筈
次第に手が震える
もしかして…もしかして…
ネックレスを裏返せば、ルビーが
「やっぱり…やっぱり、お前が…」
声が…体が震える
このネックレス、赤色の左目、ペンタクル
そして、さっき見せてくれた…笑顔
一瞬だけだったが…作り笑顔なんかじゃない、本当の笑顔
幼い頃の栞の笑顔と同じ
「お前が……栞だ」
「雫…」
さっき雫の顔を見た時、左目が赤色だった
普段着けてるカラコンは、雨か何かで取れたのか
そして浮かび上がってたペンタクル
胸元で光ってたネックレス
「…」
兄貴がこっちを見てないのを確認して、雫の胸元にあるネックレスを手に取る
確か、あのネックレスは特注だった筈
次第に手が震える
もしかして…もしかして…
ネックレスを裏返せば、ルビーが
「やっぱり…やっぱり、お前が…」
声が…体が震える
このネックレス、赤色の左目、ペンタクル
そして、さっき見せてくれた…笑顔
一瞬だけだったが…作り笑顔なんかじゃない、本当の笑顔
幼い頃の栞の笑顔と同じ
「お前が……栞だ」